6.  2014年、15年セミ類鳴き声数参考調査

≪参照資料≫
資料4 2014年、15年セミ類鳴き声数参考調査

≪データの説明≫
資料4は、ラインセンサスを行っているときにあまりにもセミの声がうるさく、鳥の声が全く聞こえなくなる時期があるので、セミの声が鳥の数の把握にどのくらい影響を与えているかを調べるための根拠として、数え始めたもので、純粋にセミの生息数を知るために調査をしたものではない。加算の基準数も少なめに合計しているので、実際のセミの数はこの数字の数倍は存在しているものと考えられる。

(データから分かること)
この資料は、セミの世界でも2-3区には特徴があることを示している。すなわち公園内のどこよりもクマゼミが多いのである。 鳥の調査をする時に、当然蝶やハチなどの昆虫類も目に入るので、その多様性や数の多さも痛感しているが、整備計画が周囲の交通事情の改善をきっかけとするものであったとしても、そのまま隣接する公園内の自然環境を根本から変えてしまう計画は問題が多すぎると考える。環境アセスメントとまではいかなくともせめて、生物相の調査を行うなど相応の準備をするべきであると考える。工事に着手していない現段階であればまだ遅くはない、かけがえのない自然を失うという取り返しのつかない結果を招かないようにしなければならない。

以上が報告の中心的部分です。なお、末尾にある7.資料に関しては別ページで表示しますので、必要な方はリンク先をご覧ください。

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